恩師、H先生
私は大学では刑事訴訟法ゼミだった。
(推理小説好きだったから入ったようなものだけど)
そのゼミの恩師、H先生に夫が会ったと言う。
昨夜、夫は何かの食事会に参加していて
それは色んな分野の人たちとの交流を兼ねた会のようで
そこに偶然H先生ご夫妻も見えていたらしい。
夫はゼミは違ったけれど
H先生を知っているので、ご夫妻の写メを撮ってきてくれた。
歳を取られたなあと、私は昨夜の先生の顔をしみじみ眺めた。
先生は、私は元気にしているかと夫に訊いてくださったらしい。
思えば、このH先生にも可愛がってもらった。
校友会などに参加しないので
年賀状の交換だけで失礼している私を
いつまでも気にかけてもらって有り難いことだ。
そういえば、H先生のゼミの年度を超えた同窓会はあるようだが
私の年の同窓会は、一度もやっていない。
確か、30人前後の大所帯のゼミだった気がするが
どんな人たちが居たのか、記憶が定かではない。
思い出せないのはH先生の存在が大き過ぎたからかもしれない…