red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

会話できない人

高校の同窓会総会の連絡のハガキが届いた。
毎年あるクラス会とは別で、同窓会のほうのクラス委員からだった。


そのハガキの文面、
「大半のクラスメートにはメールでお知らせしました。
今後は事務局よりの連絡事項はメールを利用したいと思います。
あなたの携帯番号、メールアドレスをクラス委員の○○までお知らせください。」


「確か、2009年にMさんが作った名簿に私のアドレスなど全部載っているはずですが…でも、ご存知ないからハガキでの連絡だったのでしょうから、メールアドレスなどお知らせしますね。

それにしても不思議ですね、2009年以降もクラス会の度に新しい名簿が送られて来ていますけど、○○さんは、この名簿をお持ちではなかったですか?名簿を送ってくれたMさんに、お訊きしてみましょうか?」
私は、こんなメールを書いた。


彼女からの返事を要略すると
「その名簿は持っている。Mさんはマメに名簿など作ってくれて感謝している。Mさんとは、よく会う機会があるから私のほうから連絡するから任せて欲しい。」


私がMさんに連絡をしてもらったら困るということだけが言いたいような、
肝心なことに触れず、クラス会で会いたいわねなど周辺のことをいっぱい書いて煙に巻くような、モヤモヤとした内容のメールが届いた。


話の核心ではないことを延々と書き連ねる彼女の文章は
「言いたくない」「その件には触れない」空気満載だ。


今回の名簿の件なら
その名簿を見て連絡すれば良かったわねとか、
すぐに名簿が出てこなかったからとか…
(私自身も、この名簿はどこかに仕舞い込んでいる)
その名簿は持っているとメールに書くのなら、その先まで書けばいいと思うのだが、こういう人は、自分の非を認めたくないのだろう。
私から見ると非でも何でもない些細なことなのだが、彼女は「自分の失敗」のように感じるのか…
または自分のメールに相手からメールしてもらえば、楽に登録できると思ったのかもしれない。
もし、そうならば、簡単に登録したいからお願い、と書けばいいだろう。
もしかしたら彼女は自分の言動を全然自覚できていないのかもしれない。


単なる同窓会総会の連絡のメールのやりとりでも
たくさんのことが見えてくる。


メールの文面は
会話が成り立つ人かどうか、会話ができる人かどうか、よく解る。


実際に会って話す場合は
自分のほうがぼんやりして聞き逃した可能性もあると思うので
文章でみるほど、会話の成立度合が解らないこともあるけれど。


彼女は、会話できない人(会話が成立しない人)だった。
とりあえず、用件は終了した。