red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

ラッキーな人

私の母は、とてもラッキーな人。


彼女は9日から11日の3連休に
自分の妹2人と姉妹旅を満喫するはずだった。


その旅の3日前のこと。
お花を切ろうと段差のある所に足をかけて、
滑りやすい靴を履いていたこともあり、
つるっと滑って尻餅をついてしまった。


尻餅をついたところはコンクリートだったが


お尻のあたりが少し痛いものの
何の不自由なく歩けたらしい。


普通ならば
すぐに病院で診てもらうほどではない、と判断するところだが


今回は
3日後に楽しい旅が待っている。


観光地をあちこち歩いたりする時に
この「尻餅」の影響が出たら困るので
安心のために湿布でももらっておきたいと
母は病院に行った。


尻餅をついてから1時間後のことだった。


病院で調べた結果、圧迫骨折していることが判明。


時間を置かずに病院に来ているから
このまま処置をすれば治すことができる、
コルセットを付けて安静に、一ヶ月の入院が必要だ、
という診断で


「歩けるのですが…」という母に
担当医は
「この骨折を放置しておくと数年後に不具合が出て
その時には、もう処置はできず
身体が曲がったりすることになるでしょう」と言ったそうだ。


姉妹旅の予定がなければ
母は病院には行かず
打ち身程度に軽く考えていたことだろう。


幸運なことに
すぐに病院に行って診てもらい
骨折が見つかり処置ができる。


母はラッキーな人だ。


病院は家から歩いて10分以内だから
それもラッキーなことだ。


母の顔を見に帰った。
父が一人になるから、その様子も見に帰った。


ラッキーな人は周りまで幸運の渦に巻き込んでしまう傾向がある。


その母の娘である私もラッキーなことが多い。
幸運の渦の中で守られている感じがすることがある。


ありがたいことだ♪


その幸運の渦で私の周りも巻き込めるかも、と思う。


そういうふうに
幸運の渦は大きく広がっていくのだろう、と思う。



(お見舞いの帰りに空をみる。美しい光だ。)