red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

アドバンスクラス

写真教室アドバンスクラス2回目、
それぞれが持ってきた「パラソル」の写真3枚をボードに貼って、その写真について説明をする。私には思いもつかない発想の写真が多くて刺激的だった。いろいろな人の写真を見るのは面白い。


「パラソル」という課題でイメージを膨らませて撮ってください、と言われて
はじめに浮かんだのは、真夏、南の島、パラソル、水平線を眺める少女、紙製の日傘が飾ってあるリゾート風の飲み物(カクテルやパフェ)…
私に浮かんだのは、こんなふうな平凡なイメージだった。


他に浮かんだのは
家に置いている観葉植物のクワズイモをパラソルに見立てること。
クワズイモの葉は大きくなると、奄美大島では雨よけにも使われる。
そのクワズイモの葉の下に人形を置いて撮っても面白いだろうなと思ったけれど、適当な人形がなくて結局撮らなかった。


私が持って行ったのは白い日傘に緑の葉が映って
パラソルがキャンパスのように見える写真。



アドバンスクラスでは、いろいろな写真を見せてもらった。


夏空の下、エリンギをパラソルに見立てて、そこに人形を置いている写真、
視点が変わっていく様が映画のシーンのようだった。
先に物語があって撮っていたり、3枚を縦にすると「パラソル」に見えたり…
言葉あそびで「パラ」っと本をめくる写真に「ソール」かかとのアップが続く写真や…写真の一部を切って貼って工作をした作品もあって、それがまた粋でカッコ良かったり…日頃の繊細な感性のままの写真や「パラソル」の言葉の入った名言からイメージしたというオシャレな写真があったり…
チョコパラソルを撮った写真は背景に凝っていたり…
いろいろな発想の写真を見ることは新鮮で楽しかった。


以前、K先生に私の写真は素直な写真だと言われたことがある。
その時は「素直」というのがどういうことなのか、よく分からなかったが、
今回のように斬新な発想の作品を多く見ると、なるほど、言われる通りだなと思う。自分の写真に対する客観的な視点は他の人との比較によっても得られるのだ。(自分の写真は好きなままだけれど…)


次回のお題は「蜃気楼」


実際の「蜃気楼」を撮ることは季節も場所も限定されるのだから
パラソルの時よりイメージをどれだけ膨らませるかが問われる課題だ。


イメージが自然に湧いてくるのを少し待ってみようか…