red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

RAW

デジタル一眼で撮り始めて、まる2年経った。
初めのうち解らないことばかりでも、撮ることは楽しい。
高性能過ぎて、そのほとんどを使いこなせないまま、時が過ぎていく。


それでも教室に行ったり、本を読んだりしながらカメラを触っていると
頭だけではなくて体で解ってくるようになる。
意識して撮っていれば、撮っただけは体で解ってくる。


2年経って、ようやくRAW現像をしてみたいと思うようになった。


デジタル一眼カメラやコンパクトカメラの上位機種の
静止画のファイル形式は、JPEG形式とRAW形式がある。
JPEGデジタルカメラの記録方式として、よく利用されているもの。
この形式は、パソコンに取り込んですぐ再生できる。


RAW形式は、カメラ内では再生できるが、パソコンに取り込んですぐ見ることはできない。RAW(ロウ)とは生(なま)のこと。
RAWをJPEGTIFFなどの標準的なファイル形式に変換してはじめてパソコンで再生できる。この変換を「RAW現像」と言う。


一応、今年に入ってからカメラの設定を「JPEGとRAWの同時記録モード」にして撮っていたが、RAWで撮ったものを現像していなかったのはRAWのファイル容量が大きくてデータが重いからと、レタッチ(加工・修正)をして作品に仕上げる意識が薄かったため。

デジタル一眼で撮る大きなメリットを全く使っていなかったというわけだ。


JPEGの場合でも、レタッチソフトを使って色や明るさなどを調整することはできるが、カメラ内でいったん色などを確定して、さらに圧縮処理をするJPEG画像は、補正をすればするほど画質が劣化する。
その点、RAWならば現像ソフト上で何度も繰り返し補正しても、元の画像の質を保つことができるのだ。


私は、今までJPEGで撮ったままで、レタッチをせずにいた。
(これは「JPEG撮って出し」と言う)


JPEG撮って出しは簡単で好きだが、
最近ようやく、RAW現像、レタッチ、イメージ通りの作品を作る、
この流れでもやってみたいと思うようになった。


デジタルカメラはパソコン、プリンターとセットのようなもの。

たぶんパソコンの前に座る時間が増えるだろうけれど、

長時間パソコンを触りたくないので私のペースで、ぼちぼちと…