写真が20点ほどの、こじんまりとした作品展が始まった。
大阪の妹Kが可愛いブーケを持ってやって来た。
会場にいた人に「妹です」と紹介すると
なんとなく似ているそうで、すぐに分かったと言われた。
妹とは電話で話すことはあっても会うのは久しぶり。
私の4点の出展作のうちの一枚を、とても気に入った様子の妹は
その写真の前にばかりいる。
好きというのは理屈ではないから、何故好きかと訊くのは野暮な話。
でも、何故その写真なのかな…と興味が湧いてきた。
妹は、町家ギャラリーの雰囲気も大のお気に入りになったようだった。
確かに、この季節の京町家は心地良い。