天才、天才さん…
額装した4点、
作品として仕上がった写真をM先生に講評してもらった。
大きなサイズだと見える範囲も広がって
より多くの情報が目に飛び込んでくる。
マット紙の色によっても写真の印象はガラッと違ってくる。
M先生が「あんたは天才やな」と冗談のように言われた。
撮るものを見る目がいい、天才的だと、
どこまで本気か分からない口調で言われた。
周りにいた4人のサポートの先生、
その中の一人が「天才さん」って呼ぼうかしら、と
これまた冗談まじりの口調で言われた。
私は、これらの会話を面白半分に聞いていたのだが
「天才」と「天才さん」の語感が全く違うことに驚いた。
それは、ことばを発した人の波動なのか、ことば自体の波動なのか、
それとも聞いた私の受け取り方なのか…
私は「天才と○○は紙一重と言いますからね〜」と会話を切り上げた。