額装
写真展に出展する4点の額装をした。
額装の作業は初めてのこと。
半切サイズにプリントした写真を裏打ちしてからマットに貼る。
それを額の中に入れる。
書くと、これだけのことだが
やってみると、なかなか面白い経験だった。
小さなサイズでしか見ていない写真が
額装して立派な作品に仕上がった。
作品にサインや落款印を押すと、さらに完成度が高まるということだった。
個展をする時には、あったほうがいいそうだし、
落款印を作っておこうかなと思っている。
ちなみに
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落款とは、「落成款識(らくせいかんし)」の略。
「落成」は出来上がる、仕上がる。
「款識」は、鐘や鼎(かなえ)などに刻した文字、銘、銘文。
書画に筆者が署名、捺印すること。また、その署名、捺印。
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作品に落款印を押すのは、自己の真実を尽くした責任の証明と作品を引き立たせる役割もある。
つまり「はい、これで出来上がり!」という印。
どんな落款にしようか、考えるのも楽しい。