思い違い
先日、久しぶりに会ったKさんに
彼女からのメールに返信した際の私の思い違いを教えてもらった。
彼女の「次回を楽しみにしています」という文面で終わるメールの
次回の何を楽しみにしているのかを私は読み間違えたのだった。
私がサンドイッチを持参した日、Kさんと会えなかったので
彼女のメールは、そのことにも触れていた。
「次回を楽しみにしています」
それを食べることを楽しみにしている…と読んでしまったのだが
実は、会うことを楽しみにしている、ということだったらしい。
Kさんが書いたメールだと意識していたら、間違うことはなかっただろうと思う。よく考えたら彼女が、誰かの持参するサンドイッチが楽しみだなどと言うはずがないのだから。
Kさんと長年付き合っていて、彼女の感性に接しているのに
ただ字面だけをサアーと読んで返信してしまった私は
そのメールの内容にキチンと向き合っていなかったのだ。
思い違いをしていたことを教えてもらって良かった。
もっともっと丁寧に、読もう、書こう、話そう、聞こう…と思った。
言葉に余計な意味を付けている場合もあるから言葉を尽くせば伝わるというものでもないが、言葉足らずではない表現をすることも大事だと思った。
言ったつもり、聞いたつもり、書いたつもり、読んだつもり…
こんなふうに会話が成立した気になっていることが他にないかどうか、
よーく確かめなければ!