黒糖焼酎▽
奄美大島のN君から黒糖焼酎が届いたのは12月のことだった。
私は、飲まない(飲めない)ので、夫の口に入る。
奄美黒糖焼酎「里の曙 (3年長期貯蔵)」
この黒糖焼酎はN君自身も飲んでいるという。
お薦めの銘柄なのだそうだ。
彼は冬にはお湯割り、4:6か3:7くらいで飲むということだった。
「里の曙 (3年長期貯蔵)」はパッケージに
田中一村の「初夏の海に赤翡翠(アカショウビン)」の絵を使っている。
- 作者: 南日本新聞社,南日本新聞=
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/03
- メディア: 単行本
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奄美を愛した孤高の画家、田中一村、
奄美に生き、奄美を描き、奄美でその生を終えた彼の絵は
奄美の森と海を思い出させてくれる。
飲めない私は
黒糖焼酎の甘い香りだけをもらった。
「里の曙 」は
黒砂糖を米麹と酵母で発酵させて造る焼酎、
甘い香りを漂わせていても、糖分はゼロなのだそうだ。
パッケージには
「天に太陽、地に砂糖キビ、人に黒糖焼酎」と書いてある。
南の島からの贈り物は
今、馥郁とした香りを放って夫の口に入っている。
アカショウビン、美しい鳥だ。