補講
補講、ほこう。
懐かしい響き。
通っている写真教室では欠席したら補講が受けられる。
前に欠席した回の講義を別の期のクラスで受けるのだ。
日曜日の午後、行ってきた。
日曜日の補講の内容は
「花の撮影を通してホワイトバランスの設定を学ぶ」
花の撮影後、写真をプリントして講評を聞く。
教室に通う目的は実は設定を学ぶことではなくて
(設定などはマニュアルを読み込めば解ることだから)
他の人の作品を見ることや講評を聞くことなのだと思う。
同じ花を撮っても人によって全然違う写真表現になる。
驚くほど違う感性の写真に触れることができる。
他のクラスに入ってみるのも面白いものだ。
初対面の人たちの写真を見るのも楽しかった。
私は花の撮影というので
いつものレンズの他にマクロレンズを持って行っていた。
ところが、マクロレンズを持っていることを
すっかり忘れて、いつものレンズでいつも通りに撮ったのだった。
帰宅して、バッグの中味を取り出していて
数日前に入れていたマクロレンズを思い出した。
日頃マクロレンズを殆んど使っていないから忘れてしまったのだろう。
もっと意識して色々なレンズを使ってみよう。
花を撮る、私の撮った2枚。
オレンジ色のガーベラを赤に近い色の設定にしたり
画面全体を青味を帯びた調色にしてみたり…
見たままではない色で写すのは楽しかった。