文太、レインコートを着る。
新潟在住の文太、柴犬。
大荒れの日本列島、新潟も例外ではなく
季節はずれの暖かい雨が降ったそうだ。
夜には「雪降ろし太鼓」と呼ばれる雷が鳴っているとか。
雷が鳴って雪が降るのを告げるのだ。
暖かい雨が降った日の夜は雪を連れてくる雷が鳴る。
ここでも極端な天気だ。
観測史上、初めての…というのを何度も何度も聞いていると
麻痺してしまいそうだが
極端な天気は、人の心の反映かも知れないな、と思ってしまう。
文太はレインコートを着る。
荒れ模様の雨の日にレインコートを着る。
Eちゃんは、また赤い色を買ってしまったと言う。
文太は赤色が好きなのだ。
文太、新しいレインコートを着る。
*「雪降ろし太鼓」という言い方は初めて聞いた。
風情のある表現だ。
私の知っているのは「雪おこし」という言い方。
同じく雷が鳴って雪が降るのを教えてくれる。
忘れていた言葉「雪おこし」を「雪降ろし太鼓」から
思い出した。