個性

久しぶりの気功教室。
気功後の談笑の時、「個性」が話題に上った。

個性って、

その人がその人であることが個性なのだから
意識して個性的であろうとするものではないこと、など
それぞれの考えを話しあった。

「この人の作品である」という強烈な個性を感じる写真を見る機会があって、
「個性」については、最近つらつらと思うことが多かった私。

写真に限らず、
好き嫌いはあっても個性的な人や作品には引きつけられるものだ。

個性は「違い」ということでもある。
他者との違いを個性というならば
全く同じ人は存在しないので人は皆、個性的である。

だから「個性的」と改めて言う場合は「際立った個性」ということなのだろう。
逆に個性がない、という言い方がある。
個性がないのではなくて「際立っていない」だけのことで
その状態がその人の個性であるのだ。

空や雲や太陽や
自分が美しいと思う風景を撮りたいと思う私の写真には
際立った個性というものは、そう感じられない。

美しい風景ならば絵葉書を買えばいいことだ、と言う人もある。

確かに絵葉書の写真は素晴らしいけれど
その場での自分の感動を、少しでもカメラに収めたいと撮った写真、
「いいなあ！この風景、この光景」と思いながら撮った自分の写真、
私は、それらを見るのが単純に大好きなのだ。

好きなカメラマンも数名いる。
（中には全くの趣味で撮っているカメラマンもいる）

彼らの撮った写真をブログやサイトで見ている。

写真を撮る人はプロでもアマでもカメラマン・写真家だと私は思っている。
写真を撮る人は「写真家という一面を持っている」と言うべきかも知れないが…

気功教室は、ただ単に気功をする場ではない。
いつも何かを考えるきっかけが気功教室では得られるのだ。
Ｋさん、Ｆさんとの会話が深いということだろうと思う。

今日は「個性」について、とっかかりの話だったので
さらにもう少し深く考えてみたいなと思った。