「懐しい街」
今日、本を読みながら帰る小学生を見かけた。
最近は本を読みながら歩く人をあまり見かけない。
(携帯電話の画面を見ている人は多いけれど)
珍しい光景だった。
本が大好き!という雰囲気の男の子。
ハードカバーの小説らしき本だった。
早く先を読みたいのだろう。
本好きの私には微笑ましい光景でもあった。
歩いているのは歩道、
歩道といっても自転車が凄いスピードで駆け抜けることもある。
危険を伴う可能性もある場所だ。
よほど、本が好きなのだろうと思いながら彼とすれ違った。
心の中で「気をつけて!」と声をかけた。
本を読みながら帰る小学生を見て私もそうだったな、と思い出した。
小学校の帰り道、
図書室で借りた本を読みながら歩いた道、
なつかしい町の景色が浮かんできた。
なつかしい町といえば、
昨日、届いたストラップ(ゲルマニアの)に付いていたおみくじは
「懐しい街」だった…
なつかしさを感じる街を旅するのかな、と思っていたが、
「懐しい街」を思い出した今日のことだったかも知れない。
この美しいストラップは「だるま」、
ターコイズ、水晶、オニキス、チェコ・ビーズなどが使われている。
中でもターコイズは「旅人の守り」になる。
多分、人生の守りにもなるだろう…