red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

徳島産スダチ▽

毎年、徳島からスダチが届く。



(このスダチは夫の叔母の友人宅で作られたもの)


今年も露地物の季節がやってきた。
露地物は旬の味。


あちこちから届く時は重なるもので
私も、あちこちにお裾分けをする。


お料理の主役ではないけれど欠かせない脇役。
絞ったり、皮をすり下ろしたり…とお料理を引き立てる。

この香りと酸味があると嬉しい。


徳島で生まれたスダチ。
全国シェアはほぼ100%だとか。


スダチは一般的には「酢橘」と書く。


「スダチバナ」の短縮語で、阿波(徳島)の方言だとか。
「酸橘」「巣立」「酢立」「酢断」などと書く場合もある。


徳島の特産品を扱うサイトに次のような説明があった。


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阿波邪馬台国説は阿波の剣山が高天原であり、古事記に「田道間守」(タジマモリ)が健康の源である果実を常世の国に求めたのは即ち阿波の徳島に「すだち」の原種の橘を探し求めたのであると郷土史家は力説します。すだち・ゆず等の酢柑は、梅と共にわが日本では万葉の大昔より、食用及び健康の元として珍重され、京都御所の紫宸殿には、右近の橘・左近の桜(昔は梅であった)が今もその名残りをとどめています。三月の雛飾りの五段目に三人の衛士に守られた橘と桜(梅)はその象徴であります。
スダチは遠く万葉の昔から他県では真似の出来ない、特産品として今日まで愛用されてきました。
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この説明を読むと
徳島の人たちにとってスダチは誇りなのだろうと思う。


そして徳島の人たちはスダチが大好きだ。
どんなお料理にも、よく使う。


徳島には姑の実家がある。
この時期スダチは贈答にされることも多い。
ありがたいことに我が家へも沢山届く。


この時とばかりに我が家の食卓にはスダチが香り
料理が魔法にかかったようにグレードアップする♪


しばらくの間、この旬の香りを楽しもう!