エレスチャル(Elestial)水晶☆
エレスチャル水晶(Elestial Quartz)
複数の結晶が固まってゴツゴツしたような水晶。
ポリッシュしたものもあるが多くは複雑な塊のままだ。
骸骨クリスタル、スケルタル(Skeletal)とも言う。
クリスタルの先端が本体に入り込んで結晶化していて
表面がゴツゴツとした骸骨のような模様とパターンを持っている。
エレスチャルは数千万年から数億年の長い時をかけて成長したクリスタル。
大地の中でゆっくり成長する神秘的な石。
通常の水晶と違って、その成長は外側から内に向かうから
内部にいくつもの層があったり、空洞がある。
結晶が複数くっついて塊になったり、層が何層にも重なったような複雑な形状をしているが
複数の結晶が固まってゴツゴツしたものを「エレスチャル」、
層状に結晶したものを「スケルタル」と
エレスチャルとスケルタルを区別する言い方もある。
エレスチャル・クリスタルはヒーリングの力が素晴らしいそうで
「天使からの贈り物」と呼ばれる。
説明によると
*****
エレスチャルは意識の変革を助ける働きをすると言われている。
感情の深い所に働きかけ、ヒーリングを助けるとも言われ、エネルギーの浄化、バランスを整える。
エレスチャルには水入りや気泡も多く、古代からの英知を持ちあわせてるとも言われ、長年かけて幾重にも育まれた結晶には、人類の知恵がこもっており、ふさわしい方向を示してくれるだろう。
不要なもの全てを浄化し、変化への扉を開く。
水入り水晶は水晶が成長していく過程で、地殻変動などにより地球規模の強力なエネルギーが加わると、水晶にゆがみやひびなどが生じて、 そこへ周辺の水が流れ込み、ふたたびその水晶が成長し、その水を閉じ込めてしまう現象 。
閉じ込められた水は、今から一億年以上前の水といわれ、中国の皇帝は『不老不死の薬』として、好んで飲んでいたそうだ。
*****
私の持っているエレスチャルのいくつかも水入り水晶だ。
エレスチャルは太古の水や空気が封じ込められやすい形状をしている。
その太古の水や空気が「古の知恵」を象徴するのだろう。
私はエレスチャル水晶のゴツゴツ感が好きだ。
(ポリッシュのスモーキー・クォーツのエレスチャルも美しいが…)
水や土や空気などの内包物を眺めていると
この形となるまでの気の遠くなる年月を思う。
閉じ込められた水が動く、
閉じ込められた気泡が動く、
数億年の歳月を感じる瞬間だ。
エレスチャルに悠久の時を見る。
ちなみに
エレスチャル・Elestialの意味がよく解らない。
辞書に出てくるのは、セレスチャル・celestial(天国の、神聖な、神々しい)だが、これではないようだし…
クリスタルの世界で使われるエレスチャル・Elestialは
Cを取って作った造語なのだろうか。
でもCを取る意味は何だろう?よく解らない…
Cが落ちた単なる間違いなのかも知れない。
その特徴を持つ水晶を見たら反射的に「エレスチャル」と思うので
相当、浸透している言葉であることには違いない。
(私のお気に入り、アメジストのエレスチャル。
ミルキーラベンダーカラーが美しい。 古代の土が内包された手の平サイズ。
ポリッシュでゴツゴツ感はないがお気に入りのフリーフォーム。 )
先日、出かけたホットストーンでIさんのエレスチャル(アメジスト)を見せてもらったので私も久しぶりに、いくつか出してみた。
エレスチャルは美しかった♪