緑色
今日、会ったKさんはとてもお洒落でセンスがいい。
今日は緑色のコーディネイトで、
帽子、コート、セーター、スカーフ、パンツ、靴…
緑のグラデーション(gradation)が素敵だった。
そういえば彼女は大学で美学を専攻したと聞いた覚えがある。
センスの良さは持ってうまれたギフトのようなもので
努力で得られるものではない。
彼女をみているとそのことがよく解る。
「緑色を表わす言葉は101種類あるのだそうよ」とKさんから教えてもらった。
緑、黄緑、深緑、若草、若緑、抹茶、若葉、浅緑、鶯色…
私は、すぐに浮かんでくる緑色の名前はこんなものだから
101種類とは驚きだ。
和色辞典なるものを眺めてみる。
日本の伝統的な色とその名前は美しく、
色に対する感受性の豊かさに感動する。
緑の語源について、語源由来辞典より。
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元来、「緑」は「新芽」や「若枝」をあらわす具体名詞であったことから
みづみづし(みずみずし)と関係のある語であると考えられる。
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緑のエネルギーは再生・循環のエネルギー♪
植物が春には若葉をつけて、花が咲き、
夏には葉が茂って木陰をつくり、
秋には実をつけて、葉が落ちて、
冬には次のサイクルの準備をする。
私たちが真実を求めて旅をするのは、この緑のエネルギーによるものかも知れない。
以前、少し習ったオーラソーマでは
「グリーンの意味するものは
空間、バランスや調和、真実の探求、ハート」とされていた。
緑はハートチャクラの色でもある。
呼吸、循環、流れ(吸い込んで吐き出す)…
それは光合成の力。
そして、おおいなるヒーリングの力に通じる。
色の持つ力は大きく深い。
緑豊かな場所で人は再生できそうな気がする。
緑について書いていたら
計らずも、今、届いた友だちからのメールに次のようにあった。
「明日は、久々に、友人と、緑いっぱいのところに出かける予定で、
思いっきり、森林浴をしてこようと思っています。」
緑は人を元気いっぱいにする。
私も緑をいっぱい呼吸しよう!