花は桜…
いきものがかりの「花は桜 君は美し」
「花は桜 君は美し 春の木漏れ日 君の微笑み
冬が終わり 雪が溶けて 君の心に 春が舞い込む
………
花は桜 君は美し 春の木漏れ日 君の微笑み
時に燃える 春の吐息 二人の時が 春に重なる」
いきものがかりのデビュー前から大切に歌われてきた「花は桜 君は美し」
彼らも「花は桜…」と歌う♪
(http://www.youtube.com/watch?v=ALfGxEn6uXg)
平安時代から花といえば桜。
(奈良時代は梅や萩をさしたらしいが)
平安の貴族たちは桜を愛で、歌を詠み、宴を開いた。
***
ひさかたの 光のどけき 春の日に
静心(しづごころ)なく 花の散るらむ
こんなに日の光がのどかに射している春の日に、なぜ桜の花は
落ち着かなげに散っているのだろうか
おだやかな春の光の中で、ひらひら花は散り急ぐ
***
今日、見たのは平安貴族が歌に詠んだだろう場所の桜。
花見客で賑わう中でどことなく孤高の姿をみせていた。
花は誰も見ていなくても美しい。
桜の花には愛でる人の有る無しを構わない気配がある。
そこが好きで見たくなる。