red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

ZERO- POINT 3D

辻麻里子さんによると
〜〜〜
ゼロポイントとは
何ものにも影響されない不動の領域。


過去でも未来でもない「いま」という瞬間に存在している。
そして「いま」という瞬間は、すべての過去とすべての未来を同時に含んだ、もっともパワフルな瞬間なのだ。
〜〜〜


虚空に浮かぶゼロを3次元に物質化したのがZERO- POINT 3D

辻麻里子さんのサイトで購入してからずいぶん経つ。
(シリアルナンバーは41だった)


久しぶりに眺めた。
美しい!
光の色が変わっていく…
形も色も美しい。
宇宙を見ている気分になる。


説明によると
「緻密なまでに計算しつくされたフォルム、
幾何学的に最も美しい比率といわれている黄金比
随所にちりばめられた、完璧な数値」だそうだ。


最近、バランスがとれていない感覚があるので
調和の状態を形にしたZERO- POINT 3Dを眺めていたのだ。


ゼロについて辻麻里子さんは次のように書いている。
(『StarPeople』Vol.9/2003年 Summer)


***
ゼロとは「なにもない」という意味ではなく、プラスとマイナスが完全に調和した状態であり、つまりゼロとはすべての数を内包する、もっともパワフルな数といえよう。ゼロにどんな数字を掛けてもゼロであり、どんな数字で割ってもその答えはゼロのままである。なにものにも影響されることのない「ゼロポイント」は、東洋哲学でいう「空」(くう)の思想にも似ている。それは、ネガティブとポジティブ、善と悪、光と闇というような二元論を超越したところに隠され、われわれが容易に認識することのできない領域に、ゼロは存在しているのではないだろうか。
***


神道でいう「中今」も似たような意味合いかもしれない。
永遠の過去と未来の中間にある今。
時間の概念がなく永遠の今があるだけ。



バランスがとれていない妙な感覚があるので

調和のとれたフォルムのZERO- POINT 3Dを眺めたが、

ただ眺めても
心と身体の感じる時間の妙な感じは続いているのだった…