red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

『ムー』の人

私は「ムーの人」と呼ばれている。


学研のスーパー・ミステリー・マガジン『ムー』を定期購読していて
近所の本屋さんからもらっている。


実は
私はこの雑誌の創刊号から欠かさず目を通しているファンなのだ。


今までのバックナンバーは
ほとんどは実家に置いてあるはずで
(私に内緒で処分されていなければ)


最近のは我が家の押入れに仕舞い込んでいる。

(今月号でNo.352だから自分でも驚くのだが…)


私はどこに住んでも一番近くの本屋さんに
『ムー』定期購読の申し込みをしていた。


今の住まいはかなり長いから
それだけの期間、
毎月、同じ本屋さんから『ムー』をもらっているわけだ。


その本屋さんが

私のことを「ムーの人」と呼んでいることを知ったのは
偶然だった…


毎月8日か9日頃に
欠かさずもらう『ムー』を
ある時
旅行に立て続けに出ていて
一ヶ月近くもらいに行けなかった。
遅くても1週間以内には来る筈の私の姿がないので
本屋さんの奥さんは
これまた近所の酒屋さんに行った時
「ムーの人」、最近見かけられますか?と訊いたらしい。


「ムーの人」と言われて
面食らったのが
酒屋さんの奥さん。


その酒屋さんには
日用品なども揃っていたから
私はよく簡単な買い物をしていた。


あとで
そんな会話を聞いて
そうなのか!
私は本屋さんの内内では
「ムーの人」って呼ばれているのか!と


面白くて
面白くて
笑い転げてしまった。
(『ムー』だけを買っているわけでもないのに
余程印象的なのだろうか…)


そして
いい語感だなあ♪
ムー♪♪♪
なんだか嬉しいなあ♪
などと家人に話して喜んでいたのだった。


雑誌『ムー』を注文している人だから
ムーの人、というだけのことなのだが
何故か
嬉しい響きなのだ♪


雑誌『ムー』は
不思議なこと、恐ろしげなこと、失われた文明のこと等が
とても軽い調子で語られているように思う。
軽いというより
変に重い波動ではないというべきか…


同じような不思議系の雑誌が
いろいろ出ては消えていった中で
『ムー』だけは続いている。
(内容には、さほど変化がないのだが)



多分、真実を視る目を持つ人には
「真実」が折り込まれているし


眉唾みたいな記事を読んでも
娯楽として面白いし


私には愛すべき雑誌である。


ムー 2010年 03月号 [雑誌]

ムー 2010年 03月号 [雑誌]