red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

冬野菜▽

今日、やってきたのは聖護院大根金時人参
白と赤の組み合わせがおめでたい感じだ♪
聖護院大根は子どもの頭くらいに大きい!!!)


定期的に送ってもらう農場から届いた。


冬野菜といえば

京野菜聖護院大根九条ねぎ
聖護院かぶら、金時人参などが思い浮かぶ。

ごぼう、サトイモ、白菜も美味しい。


作り手の顔がみえる野菜は
美味しさも際立って感じるし

実際にこだわりの有機農法で作られている。


今日、届いた聖護院大根金時人参
雪の下から掘り出して
出荷してくださったようだ。


その手間は
時間も労力も雪のないときの何倍にもなることだろう。


雪の下でじっくりと甘みを増した大根と人参。


何故、寒くなると野菜は甘くなるのか?


教えてもらった。


気温が氷点下になると野菜の水分も凍ってしまいそうになる。
でも野菜は凍らないように糖分をたっぷり蓄えて対処する。
いわば不凍液のようにして寒さ対策をする。
この不凍液のおかげで、美味しい甘い野菜になるのだそうだ。

だから寒さに耐えた野菜は甘いのだ。


この糖分を蓄えるときに
化学肥料で育ったか、有機肥料で育ったかの違いが出るそうだ。


もともと糖分は
太陽の光と二酸化炭素と水を原料に光合成してつくられるもの。


化学肥料で育てると
この糖分と化学肥料を使ってタンパク質を作って成長する。


せっかく光合成で糖分を作っても
化学肥料で育てると
成長することに消費されてしまうのだ。


有機肥料で育てた場合は
糖分を使わなくてもタンパク質を作って成長できる。

だから
たっぷり糖分を蓄えて
不凍液にして寒さをしのぐから
甘くて美味しい野菜ができるというわけなのだ。


なるほど!!!



スーパーでも野菜を買うけれど
送ってもらう農場の野菜と
味が全然違うのは
こういうことだったのか!!!


とろ〜りと甘〜い大根で胃袋も喜び、
美味しくなる秘密を知って
好奇心まで満足の嬉しい日だった♪♪♪



(届いたばかりのお野菜)

聖護院大根、大きくて贈答にすると驚かれる)

金時人参、人参本来の味がする…)