映画「2012」
映画「2012」を観てきた。
ローランド・エメリッヒ(Roland Emmerich)監督は、
スケールの大きな映画を製作することで有名で
作品には
「インデペンデンス・デイ」(Independence Day)1996年、
「デイ・アフター・トゥモロー」(The Day After Tomorrow)2004年など、
いわゆる「ディザスター(災害)もの」(パニック映画)の監督として知られる。
私はこの手の映画が大好きで
この2本はどちらも
映画館でも観たし
レンタルでも何回も借りて観た。
ローランド・エメリッヒ監督作品は人間ドラマがきちんと
描かれている。
「2012」も大迫力の天変地異シーンに加えて
家族愛・人間愛にもスポットが当てられていて…
人間の生き残ろうとする意志に
家族の命を救おうとする愛に
涙がとまらない映画だ!!!
ディザスター(災害)映画だが
恐怖感は
そんなに感じなかった。
(もちろん地球規模の大災害のシーンは凄まじいのだが)
そのシーンの
凛とした空気が
彼の心の静寂が
全てが
泣きたくなるほど美しい!!!
一瞬の
このシーンを観るために
映画「2012」を観たと言っても過言ではない気がしている。
このラマ僧が弟子に語るシーンがある。
噂話などで頭がいっぱいの弟子の
茶碗にお茶を注ぎ続け
溢れさせてみせる…
そして
「空にならないと智恵の光は入らないものなのだ」と言う。
この場面も
とても示唆に富んでいて
心に残った。
地球崩壊シーン、
生き残ろうとする人間、
全てを
再び観たいと思う。
多分、何度か映画館に行きそうだ。
2008年の
ローランド・エメリッヒへのインタビューによると、
「2012」で生き残った登場人物の後日談を描いた
テレビシリーズ「2013」の構想があるらしい。
なんと
嬉しい構想だろう!
生き残った人達の物語、
早く観てみたい!
「2012」
いい映画だった!!!
素直にそう思った。