黒にんにく
義母までが黒にんにくを作り始めた。
国産の大ぶりのにんにくをスーパーで買ってきて
保温ジャーに入れて発酵させている。
私の母が作ったのを持って行ったら
義父が気に入って、義母にも作って欲しいとリクエストしたらしい。
初め、義母は乗り気ではなかった。
家中に匂いが付きそうだと尻込みをしていたけれど
義父が、あまりに言うので始めたようだ。
元々、義母は料理上手で
糠床だって何十年もので漬け続けているのだから
にんにくを発酵させるのなんて簡単なことだろう。
発酵黒にんにくを食べるようになって
二人とも顔色が良くなってきたし
なにより黒にんにく作りが楽しそうだ。
義父もリハビリを楽しみながらやっているようだし
楽しんで出来る何かがあるのは幸せだ。