F子さん

日曜日、写真を見に来てくれた人たちの中で
一番久しぶりだったのがF子さん。
年賀状の交換だけで長くご無沙汰してしまっていた。

日曜日の午前中、ご主人と一緒にギャラリーを覗いてくれた彼女。
そのご主人とは、結婚式に出た時、新郎席に座っているのを見て以来だから驚くほどの月日が経っているのだった。

F子さんには、彼女たちの女の子（お嬢さん）を見せてもらいに行った時以来で、彼女とも、とっても久しぶり。
その時、F子さんのお父様がワインをお土産に持たせてくれたことが印象深く、今でもお父様の顔は覚えている。

F子さんは「すぐ分かった！」と私を見て満面の笑顔になった。
彼女の愛くるしい顔は、よく会っていた頃のままで嬉しくなった。
変わりない彼女の笑顔は、いい歳の取り方をしてきた人のもの。

話をしていると
長く会っていない時間は、全く感じられず
つい昨日まで一緒に遊んでいたような不思議な気分。

F子さんも愛犬を撮りたくてカメラを買ったとか。
ご主人は鉄道好きの「撮り鉄」らしくカメラはキャノンだと言う。
その作品は地元の銀行のロビーなどに飾ることがあるそう。
私の撮る写真とは違う分野だけれど写真好きのようで、
またまた嬉しくなった。

プチ写真展の案内を
近隣に住んでいても、なかなか会う機会のない懐かしい人たちにも出したから、嬉しい再会を果たすことができたのだ。

色んな人に写真を見てもらいたくて案内をした訳だけれど
思いがけず嬉しい再会があって、このプチ写真展をして良かった。

このところ、ありがたいことが続いている気がする。