初々しさ、初心者。
昨夜、深夜のテレビを何気なく観たら「プロフェッショナル 仕事の流儀」の再放映でビルの窓を清掃する人の次の言葉が耳に入ってきた…
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「仕事を怖がれ」羽生田(はにゅうだ)は、とにかく初心者のような仕事ぶりに徹する。「仕事を怖がる初心者は、決して失敗をしないこと」「初心者こそ、仕事は遅くても仕上がりがいいこと」に気付いたという。
羽生田は職歴30年が過ぎた今も、仕事への慣れを恐れ、初心者であり続けろと自戒している。
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昨日、このブログに書いた茨木のり子の詩「汲む」の一節も
同じようなことを言っている…
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「初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました」
「あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと…」
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