Y子さん
高校の同級生だったY子さんと久しぶりに会うことになって
金曜日、Y子さんの住む街に近い新快速の止まる駅で待ち合わせた。
前日の天気予報では雨が降るというので傘を持って行ったが
使うこともなく…やはり私は晴れ女だった。
Y子さんと会うのは昨年5月以来、
彼女と会っていると楽しくて時間があっという間に過ぎていく。
ここ数年、何度も出会っているが
いつ出会っても話しが尽きることがない。
そういえば、伯母が数十年ぶりに同級生から電話をもらって喜んでいたことを思い出した。
その同級生は伯母に「時々思い出していた、会いたい」と話したそうだ。
ただ話すだけで気持ちが明るくなったり気分が変わったり…
気の合う友だちは、本当にありがたいものだなと思う。
来月、バラの花が咲く頃、
Y子さん宅の近所の公園でバラの花を見る約束して別れた。
昨年会った時、その公園の近くでお茶を飲んでお喋りしたので
金曜日、話しているうちに何故かその時とダブった感覚で…
今回は彼女は私鉄を3〜4駅乗って、そこから自転車で帰るのに
私は、間違ったイメージを持ったまま話し込んでしまったのだった。
夕方、犬の散歩もあるY子さん、
私がぼんやりと勘違いしていたせいで、いつもより忙しかったかもしれない。
彼女と会っている時は
どこか別の世界に流れる時間の中にいる気がする…