Ravensara(ラベンサラ)の精油
先月、Sちゃんから教えてもらったエッセンシャルオイル、ラベンサラ。
使い始めて1ヶ月以上経った。
Ravensara(ラベンサラ)はマダガスカル原産のクスノキ科の樹木、
湿度の高い熱帯雨林に自生して、硬く鮮やかな緑色の葉の間に白い小さな花を咲かせ、樹木全体から強い芳香を漂わせる。
エッセンシャルオイルは葉つきの小枝から抽出される。
「ラベンサラ」とは、マダガスカルの現地語(マラガシー語)で「身体に良い葉」という意味。
「葉(Ravina)」と「(身体に)良い(Tsara)」という二つの言葉で出来ている。
ラベンサラは、オーストラリアの原住民にとってのTea Tree(ティートゥリー)と同じように、マダガスカルでは古くから様々な用途に重宝されてきた。
古くから葉を煎じて飲んだり、すり潰した葉を体に塗ったりなど薬草として役立ててきた。
癒しのオイルとして幅広く使える万能な精油、
やや刺激があって、爽快な香りはローズマリーにも似ているが
もっと身体に沁みるようなスパイシーさがある。
肌に対する刺激性が弱く、作用は穏やか、
空間の浄化にも優れ、アロマランプやアロマバスなど用途も多様。
よく知られる作用は「強壮・抗ウイルス・免疫力を高めるなど」
18世紀にフランスの科学者ボーメがラベンサラの樹皮から水蒸気蒸留でエッセンシャルオイルを抽出したという記録はあるが、
アロマテラピーにおいてのラベンサラの歴史は浅く1980年代からのこと。
無人島で生き延びるためにたった1つだけ精油を持って行けるとしたら、
セラピストたちはラベンサラを選ぶと言われるほど、精油を知り尽くした通好みらしい。
私も多くのセラピストたち同様、ラベンサラ好きになってしまった。
今もラベンサラの爽やかな香りに包まれている…