一年
週末、父の一周忌に帰っていた。
1月だったので、本当の一年ではないけれど
一周忌の法要は早めにするものだそうだ。
父の居ない空白を忙しさで埋めるように
色んな行事で忙しかった一年だった。
実家から戻ってきたら
福岡のKちゃんからハガキが届いていた。
「遅まきながら、お悔やみ申し上げます」と
私の出した喪中ハガキをみて出してくれたのだった。
心のこもったハガキの文面、彼女の人柄に触れて
ホッと温かくなった。
Kちゃんに会いたくなった。
福岡市内をゆっくり見て歩いたのは
いつのことだろう…多分、20年近く経つと思う。
こちらから福岡に引っ越した友人もいるし
福岡は会いたい人が何人かいる街。
年が明けて、少し暖かくなってきたら
福岡に出かける計画を立てようか…
街の様子も相当変わったことだろう。
カメラを持って歩きまわって
友だちにも会って…
想像するだけで嬉しくなってきた。