red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

フォトブック

フォトブックが出来上がったというので、もらいに行ってきた。
その場で本を開いてみる。


ん???
この海の色は???
表紙の文字も弱いし???


爽やかな風が吹き渡る瀬戸内の島で過ごした数時間をまとめたが、
海の色が重く出ていて…
なんでもコントラストが強く出る傾向のラボだそうで…


許容範囲と思いましたが…と担当者は言う。
何故私の許容範囲と思われたのか分からないが、
私のイメージの色ではないし、許容範囲の色でもない。


結局、作り直してもらうことになった。


そのラボはとてもいいプリントの高価な印刷機を持っているということで
U先生の推薦のラボだった。


今回のフォトブックの仕上がりを見ると、どうもその印刷機を使いこなせていないようだ。今まで、そのラボで製作した他の人たちは、仕上がりに満足だったのか?ご存知かどうかU先生に訊いてみると、
なんとそのラボは、フォトブックの製作は始めたばかりだというではないか。
驚いた!


どんなに高価で素晴らしい機器があっても
それを使いこなせる人が居なければ話にならない。


日本に何台もないという機器があっても
フォトブックの性質上、刷り上がる色が一番重要だから
そこを見極める眼とセンスのある人が居ないことには、どうしようもない。


色が違うことを先生から伝えてもらって作り直すことになったが、
たぶんラボでは、何がどんなふうに違うのか本当には分からないだろう。
(分かるのなら、元々作り直すことにはならないはずだから)


直接、そのラボのことは知らないけれど
出来た本をみれば丁寧な作り手かどうか、なんとなく分かる。


ラボとしてフォトブックは始めたばかりで、これから経験を積み上げて行くのだろうが、それ以前の教えられないコト、自分で分かるしかない大事な何か…
色んなことを考えさせられた本の出来上がりだった。


9月末頃には作り直したものが出来る予定、
さて、どんな色で上がってくるのやら…