タンジェローズ・クォーツ☆

タンジェローズ・クォーツはピンクがかったタンジェリン・クォーツ。

ちなみにタンジェリン・クォーツは、表面にヘマタイト成分が付着して、それが酸化した水晶、表面は美しいオレンジ色で中は透明。
ブラジル語でみかんを意味するタンジェが語源。

クリスタルの引き出しからタンジェローズ・クォーツを取り出して
写真を撮るためにファインダーから覗いてみると
そこには息をするのを忘れるほどの美しい輝きがあった。

タンジェローズ・クォーツのオレンジがかった透明なピンク色、
繊細でしかも力強く、命の喜びのエネルギーを感じさせてくれる。

タンジェローズ・クォーツはブラジル、ミナスジェラス、ディアマンティーナ産。
2003年頃、開かれた鉱山から少量出て、2004年、鉱山がさらに30メートル深く拡張された時にタンジェリン・クォーツよりも、もっと輝くピンク色の水晶を産出し、それがタンジェローズと名付けられたという。
2005年頃には産出がほぼなくなったらしい。
現在、この鉱山は閉山している模様。

このタンジェローズ・クォーツが私の手元に来たのは2008年頃だった。

5年も経ってから新たな気持ちで手に取って眺めて、
カメラのファインダー越しにも眺めてみる…

この輝きに魅せられている。
手元の来た頃より煌めいて見えるのは思い過ごしだろうか…