red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

みどりの窓口

実家に帰るチケットを買うのに券売機が混んでいて
みどりの窓口に行ったら
とんでもなく仕事のできない女性にあたってしまった。


実家に帰る電車は直通の他にも
乗り換えをする場合とか何種類かの帰り方がある。


みどりの窓口で乗りたい電車を告げたら
一時間も遅く発車する直通電車を勧められた。


一時間早く来ているのだから
乗り換えがあっても、早い電車のチケットをお願いすると
到着時刻は同じだと言うではないか。
驚いて何度も利用しているから、そんなはずはないと詰め寄ると
キーボードを叩いて調べ始めたが、自分の間違いを認めるわけでもなく
次は特急券を途中駅までしか売れないと言い始める…


いったい何が問題ですか?と訊くと
乗り換えをすることが問題なんですと言って
数冊のマニュアル本を読み始める…


あまりの仕事ぶりに呆れ果てた私が
窓口を変えようとした途端、
彼女はマニュアル本数冊を抱えて奥の部屋に行ってしまった。
たぶん、上司に訊きに行ったのだろう。


しばらくして席に戻ってきた彼女は
自分の間違いにも手間取ったことに対してもひと言もない。


乗りたい電車の時間まで余裕があったから
こんな仕事のできない人に付き合ってしまったが
その仕事ぶりには怒るより呆れてしまって言葉がなかった。


昨年後半から実家に帰ることが多いが
同じみどりの窓口でチケットを買って実家に帰った日の
ある場面がふっと浮かんできた。


私がチケットを買っている後方で
バタバタと走り回っていた人が、この日の仕事のできない彼女だった。
記憶の奥のほうにあった光景がハッキリと浮かんできた。
視野の片隅で見た光景が浮かんできた。
そう、確かに彼女だった。
その時も仕事のできなさを発揮していたのかもしれない。


できる人とできない人、

できる人は淡々と普通に仕事をこなすから一見「できる」とは見えないが

できない人に接すると「できる」というのはどういうことなのか、よく解る。


今回は、みどりの窓口で見せてもらった。