敬老の日
近所の小さなスーパーで買い物をしたら
「今日は敬老の日ですから、どうぞ」と紅白のお饅頭を手渡された。
レジの女の子は
「まだ、そんなお歳ではないのに、すみません」と続けて言う。
たぶん、買い物客全員に渡すのだろうけれど
私はそんな歳ではありませんと、不愉快になる人があった時のためだろうか、「すみません」と言う。
レジが3つだけの小さなスーパー、
見ていると何も言わずに商品と一緒に紅白饅頭を入れる女の子もいる。
お客さんに訊かれて初めて「敬老の日…」と説明している。
同年代の女性でも
ずいぶんと接客の様子に差があるものだと面白かった。
私はどちらかというと生クリームより餡子が好きだ。
小さい頃、おばあちゃんが作ってくれた羊羹は絶品だった。
今日は敬老の日のお饅頭のお相伴にあずかるとしよう。