red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

本屋

「大往生したけりゃ医療とかかわるな、という本はどこにありますか?」
本屋さんで本を見ていたら店員さんに尋ねる声が聞えてきた。
70歳〜80歳台の男性だった。


その本屋さんには置いていなかったようで
彼は取り寄せて欲しいと注文していた。


私は歯医者さんの予約時間まで本屋さんで涼んでいて
その会話を耳にしたのだった。


歯医者さんの後、
デパート近くの大型書店に立ち寄って新刊コーナーを眺めていたら
また本を探す人の声が聞えてきた。

「大往生したけりゃ医療とかかわるな、という本はどこにありますか?」


えっ?
同じ人?


びっくりして声のするほうを見たら
歯医者さんの前に入った本屋さんで尋ねていた人とは違う男性だった。
似たような年に見えるけれど、別人だった。


ベストセラーなのか、
なにかで紹介された本なのか、


ほんの2〜3時間の間に
同じ本を探して本屋さんで尋ねる人を目にするとは面白い。



『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
ネットで調べてみたら面白そうな内容の本だ。


この本のように
今まで当たり前だと思い込んできたことが実はそうではないと
気づいた人たちがいろんな分野で発信している。


それを読みたいと探す人ふたりに出会った。
この本を手に取るか取らないか、
こんなふうな選択の積み重ねが、それぞれの未来の在り様を決める。

大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)

大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)