red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

親切な人

私はスナップ写真が好きだ。人のいる風景を撮るのが好きだ。
なるべく人物を特定されないようには気をつけているが、
通り過ぎる人など、一瞬を切り取っているので、
写った人に了解を求めることが難しい場合が多い。


写真共有サイトのコメントに、
肖像権やプライバシーに関する懸念を書いてくれる親切な人がいる。


先日も親切な人が私が載せた写真を見て、
「気になったんですが、UPは了解済みなんでしょうか。
プライバシー保護で気になったので。」と書いてくれた。


私は、
「気にしていただいて、ありがとうございます!
これを撮る時、目礼をしたんですが、彼女たちは、すぐに移動してしまって、ここにupする了解は取れませんでした。
このあたりがスナップ写真の悩ましいところです。彼女たちが肖像権、プライバシーなどを主張するとしたら、問題ありますわね。

日頃、なるべく顔が分からないように後ろ姿や横顔しかupしないようにと心がけていましたが、お祭り気分で、つい油断してしまいましたね。

写っている人からの意見を聞けるようにメールアドレスをプロフィール欄に加えようと思います。」と答えた。


その写真には3人の浴衣姿の女性が、楽しそうに写っている。
これから祭りに行くのだろう…浮き立つような感じが撮れた一枚で
中のひとりの顔がハッキリ分かってしまう構図だった。


言ってもらったおかげで、メールアドレスを公開して、写真に写った人の意見があれば聞けるようにすることができて良かったが、
この親切さは、いったい何だろう。
私が危ういことをしているようだと案じてくれる友人からの忠告とは少し違うようだし、「気になる」とは何が気になるのだろうか…
誰かの肖像権が侵害されているかもしれないと思うと、憤慨してしまう、まるで自分の権利が侵害されたかのように気になる人なのだろうか…


写真をネット上に公開していると、時々こういう親切な人に遭遇する。

その度に、私は私自身の行動、振る舞いについて考えさせられる…