まばたきの多い人

写真の一日講座で午後から大阪に出かけていた。
２時間の講座の後半はスクリーンに映した画像を見るから
見やすいように私は一番前の席に座った。

話を聞くとき、一番前に座っている私は自然に先生の顔を見る。
どこに座っていても先生の顔を見るけれど
一番前の席は、先生の表情がクッキリ見える。

先生は、とても瞬きが多い人だった。
瞬きが多いのはドライアイの症状かもしれないし
単なるクセなのかもしれないから、迂闊なことは言えないけれど
心理学的に何を表わすのだろうと疑問が湧いたから調べてみた。

先生の場合に当てはまるかどうかは分からないが、
一般に瞬きの回数は緊張感の指標であると言われる。
回数が多いほど、緊張の度合いが強いという。
瞬きの多さは緊張や不安の表れで、心理学では「気が小さく自信のなさが表れている」と判断されるようだ。
また注目されたい気持ちからくる自信過剰なタイプという見方もあるようだ。

無意識のクセや仕草には、その人の性格や心理状態が如実に出るそうだ。

見る人が見たら、ほとんどのことは分かってしまうということかもしれない。

（大阪駅）