red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

学ぶ場

6月2日からの写真展の準備に行ってきた。
どの位置に、どの作品を飾るのか、バランスを見ながら順番に額をかけていく。全体の作品数が少ないから、案外早く終了した。


昨年は、20人分の作品を2回の期間に分けて展示したそうだが
今回は5人、出展者が少ないから
私の4枚は目立つ場所に飾ってもらった。


じっくり、ゆっくり基礎から中級、上級と学ぶはずだったが、
受講者が減ってしまったから、細かく別れていたクラスを止めて
ひとつの集団(40名ほど)で学んでいくことになるそうだ。
来年の春には、そのメンバーの大きな写真展に私も出すことになるという。


写真を学ぶ場は多い。
それぞれの特徴は行ってみないと分からないものだ。


私が知っているのは3ヶ所、
ひとつは神戸の教室。
ここは雰囲気も良く、全体に元気がいい教室だった。
いろいろな方向性を試してみたいと思えば、それを学ぶ一日講座や
話題の写真家を招いての講座や撮影会など、企画も多く充実していた。
ここに通うのが遠かったので、自宅の近所で探したのだった。


近所で探した教室は自宅から歩いて10分弱の近さ。
神戸の教室の元気さを知っているせいか、落ち着きすぎのようにみえる。
集う人の年代によるものだと思うけれど、静かすぎる気がすることがある。

内に向いているように感じるときもある。
M先生の求心力で集っているのだが、広く受講生を集めたいのなら
初心者が、なにを求めているのか、もっと解ろうとしたほうがいいだろう。
とは言っても、会の根幹に揺るぎない考え方があるから
受講生それぞれの要望に全て応えられるものでもないが。


もうひとつはカメラメーカーの教室。
ここは、自社のカメラとレンズを使ってくれるユーザーのために
あらゆる疑問に答えるという姿勢でサービスを提供することに徹している。


6回とか5回の講座に、時々申し込んでいるが、短期間なのに得るものが大きい。何を提供するのか、はっきりしていて迷いがないからだろう。


自宅からの近さで選んだ今の教室は
年1回、大きな写真展を開くので、そこに出展することができる、
本の出版のプロデュースもされるスタッフが近くにいる、
個展のサポートもあるようだし…今のところ通うつもりでいる。


神戸とカメラメーカーの講座は
行きたい企画があれば、時々参加してみることにしようと思っている。


写真を学ぶ場を3ヶ所ほど見てみても、ずいぶん雰囲気は違うものだが
それぞれの学ぶ場で、最大限の恩恵を受けるには、その場の特徴を知って、
そこで何をしたいのか、私自身がハッキリ自覚していることが肝要だろう。