植物園で
植物園で出会った大阪から来たという老夫婦。
ご主人が以前カメラに凝っていたそうで
彼は、長年愛用しているというミノルタのカメラを首から下げている。
とても大事にされてきたようで今でも十分使えると、
そのカメラを見せてくれた。
今では幻の名機と言われるライツミノルタCLかと思ったが
カメラにLeitz Minolta CLとないから、どうも違うようだ。
Leitz Minolta CL(ライツミノルタCL)は
ミノルタとライカが1973年に共同開発したライカMマウントの小型カメラ。
とは言ってもデジタルカメラばかりの中で
長く愛用のフィルムカメラを下げた彼はカッコ良かった。
カッコいい姿を撮らせてもらって、その写真を聞いておいた住所に送った。
カメラ好きの人は撮るのが好きで撮られるのは二の次だから、
自分の写真は殆んどないことが多い。(多分喜ばれるだろう)
ご夫婦の写真も何枚か撮らせてもらったが
70代後半にみえる彼ら、長年連れ添っただろうふたりは、よく似ている。
夫婦は、だんだん似てくるというが本当にそっくりさんだった。
植物園で出会った老夫婦、人の縁って面白いなと思う…