red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

チェーンメール

ここ数日、家にいる時はテレビをつけている。
パソコンの前に座っている時間も増えた。
Twitterツイッター)もmixi(ミクシィ)も登録しただけで全く使っていなかったが
今回少しだけ見てみた。


ブログやツイッターミクシィ
発信される情報量の多さと速さに驚きながら
どこまで信憑性があるのか、と思うものもあった。


発信する側も混乱状態で情報が二転三転することもあるし
見る、聞く側も何が出来るだろうかと焦るような気持ちになる。


また、こんな時に広がるものにチェーンメールがある。
私が受け取ったチェーンメールは「節電のお願い」だった。
数人から同じメールがきた。


私はメールの内容だけを見て「節電は大事なことだな」と、
夫にも節電命令を出した。


すると彼は、節電の良し悪しではなくて
チェーンメールで来ること自体が変ではないか、

そんなに大事なことなら電力会社が自ら発信するだろう、

関西と関東はヘルツも違うし…と首をかしげた。


でも節電をしようと思うのなら
きっかけはなんであれ励んだらいいと彼は話を終えた。


いざという時に、どういうふうに考えるのか、この差を思い知らされた。


どんなに善意の情報でも
その信憑性を検証することなしに
自分勝手に見たいところだけを見て
この場合は「節電の良し悪し」を考えるなどという
本筋から全く外れたところに焦点をあてて…


チェーンメールを広げることはしなかったものの
ブログには12日に「節電」という記事を書いている。
(14日に関電からのお知らせを追記したが)


ここで書くべきだったのはチェーンメールについてだったのだ。
チェーンメールの良し悪しについてだったのだ。
善意の顔をして広がるものについてだったのだ。


人と人がつながって、それぞれが助け合っていくために
本当に必要なメールかどうか、私は自分の物事を見る目の狭さを思った。


チェーンメールを見て、どういうふうに読むのか、
その発信方法について、どう感じるのか、
それは日頃の意識のままということだろう。
何を考えていて考えていないのか、ということだろう。


改めて自分の意識を見つめる必要を感じた。
無自覚でいることを自覚するのは難しいが
見ようとしなければ、いつまでも分かることはできない。


論点は何か、優先事項は何か…
どんな場合でも冷静に大局的な判断ができるために頭の中が整理された状態であるように、と思った。