red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

頼りになる人

先日、お世話になっている美容師さんに帯を見てもらった。


訪問着に合わせる帯をどれにするのか
母の意見と私の好みが合わなかったので
着付け教室も主宰する美容師さんに見てもらったのだ。


私は着物や帯の柄のことは分からないけれど

選択肢がある時に、こっちのほうが好きだという好みはある。
私が着るのだから好きなほうを身につけたい。


だから私が好きな帯にすればいいだけの話だが
母の意見も無視できない説得力があったので

頼りになる美容師さんに訊いてきたというわけだ。


着物と帯を持って行って見てもらった。
私の好きな帯のほうがいいだろう、という意見だった。


その帯は華やかで、いろいろな色が入っているから
グリーン系の部分が表に出るような着付け方をしたら
赤系が目立つ心配もないだろう、(母の懸念は派手過ぎる、だった)
帯締めの締め方はこんな形をリクエストしたらいい、等々
彼女の仕事の合間に、たくさんのことを教えてもらった。


この美容師さんの着付けは、とても美しい。
見事な着付けをしてもらえる。
その着物姿が美しいから、また着物を着ようかという気になる。


遠方でなければ、ここで着付けをしてもらうのだけれど…
お客さんの中には、朝早く着付けてもらって
新幹線の乗って関東地方まで行く人もあるらしい。


着付けは、する人によって、ずいぶん違う仕上がりになる。
(どんな分野でも、人の差は出るものだけど)


以前、ホテルで流れ作業のような着付けをされたことがある。
名前を聞いたら誰もが知っている有名ホテルの美容室だったが
その日は、結婚式ラッシュだったのだろうけれど
その着付け方は、もう二度とここにはお願いしない、というものだった。


その人を少しでも綺麗に見せる着付けをしようと思っているのか
ただ、仕事だから手順通りに着せているだけなのか
着付けをする人の心の状態が、着付けの仕上がりには出る。


それは素人の私にもハッキリ分かるように出る。



横浜のホテルの着付けはどうだろうか…

美容師さんのアドバイス通りに
こんなふうに着付けて欲しいとハッキリ伝えよう。



頼りになる人が近くに居てくれて、本当に良かった!