red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

紅白

春の陽気に誘われて近くの梅林を歩く。


紅梅と白梅の木がある。
まだまだ蕾ばかりだが、少しだけ咲いている木をカメラマンが取り囲む。


紅白、
紅梅と白梅、
梅は香り高い可憐な花だ。


「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」という表現がある。
馥郁はよい香りのただようさま。


この言葉は梅に使うことが多いように思う。
それだけ梅の香りは際立っているということか。


万葉集の頃は白梅、平安時代になると紅梅がもてはやされたらしい。


ウィキペディアWikipedia)によると
*****(抜粋)
梅(英:Japanese apricot)


別名に好文木(こうぶんぼく)、
春告草(はるつげぐさ)、
木の花(このはな)、
初名草(はつなぐさ)、
香散見草(かざみぐさ)、
風待草(かぜまちぐさ)、
匂草(においぐさ)などがある。


江戸時代以降、花見といえばもっぱらサクラの花を見ることとされている。
しかし奈良時代以前に「花」といえば、むしろウメを指すことの方が多かった。
ウメよりサクラがより愛好されはじめるのは、平安時代中頃からのことである。
*****

梅の別名の数々、どれも趣がある。


春の陽気に誘われて梅を見てきた。
まさに春告草だ。


ほのかに漂う梅の香りに春をみる日曜日の午後…



日が落ちて、薄暗くなってきても梅の花を見ていたかった。