red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

"Voices: Chant from Avignon "天使の歌声〜アヴィニョンからの聖歌 ♪

天使の歌声〜アヴィニョンからの聖歌
Voices:Chant from Avignon


「世界中で話題沸騰!! これが門外不出、奇蹟の歌声!!
フランス・アヴィニョン近郊のノートル・ダム・ド・ラノンシアション大聖堂付属女子修道院聖歌隊の奇蹟の歌声による珠玉のグレゴリオ聖歌集!!」


(ユニバーサル・ミュージックからの画像)


待っていたアルバムが出た。
手元に届いてからずっと流し続けている。
もう10日近くになるだろうか…
家にいる時にはこのアルバムをかけている。


このアルバムに収録されているのは
ノートル・ダム・ド・ラノンシアション大聖堂の修道女たちの歌う聖歌。


鳥肌が立った。


この歌声が世に出たこと自体が奇跡なのだろう。
(録音は2010年6月、修道院で行われた)


ノートル・ダム・ド・ラノンシアション大聖堂、
ここでは修道女たちはベネディクト派の厳しい戒律を守っていて
いったん修道院に入ってしまうと
人生を終えるまで外に出ることは出来ない。


彼女たちは1日に8回のミサのたびに
グレゴリオ聖歌を歌い、祈りを捧げている。


祈りと労働(ブドウ、ラベンダー、オリーブなどの栽培)の日々をおくる彼女たちの歌声と教会の鐘の音が心に響く♪


純粋な魂の歌声に心が震える…
鳴り響く鐘の音に心が揺さぶられる…


家にいる時は、このアルバムを繰り返し流して
彼女たちの歌声と鐘の音色に浸っていた。


その鐘が鳴り響く中、伯父の訃報が入ってきた。
伯父(父の長兄)は2年近く闘病していた。


訃報を聞いてからは
伯父を思いながら『天使の歌声〜アヴィニョンからの聖歌』を聴いている。


伯父が召された今日、

ずっとノートル・ダム・ド・ラノンシアション大聖堂の鐘が鳴っている。


鐘の音色が
伯父の魂を行くべき所に導いてくれるかのようだ。


伯父にとっては、たくさんいる姪の一人だが
私は可愛がってもらった。


明日、お別れに行って来よう。
伯父に別れを告げよう。




(8月の記事、修道女の歌声)
http://d.hatena.ne.jp/red-earth/20100824/1282645817


Voices of Avignon

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