red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

挨拶

「今年もお世話になりました。
ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。」


こんな暮れの挨拶が12月も半ばを過ぎると
あちらこちらで交わされる。


先日の金曜日が今年最後の気功教室だった。
気功後は、いつもよりゆっくりランチを楽しんで
来年はどのようでありたいか等を話した。


そして別れ際には、一年最後の挨拶を交わす…


この一連の流れは美しい。


当たり前の付き合い方なのだけれど
何ひとつ欠けることなく見事に美しい。


ランチでの会話は、この一年を振り返るというよりは
未来はどうありたいか、だった。


この気功教室では特に意識していなくても
前向きの会話が多いような気がする。


それぞれタイプが違うから面白いのだろうと思っている。


例えば自分の行動を他人に説明するかどうか、という話題。


Kさんは
「特に言葉では言わない、
私の行動そのものが私だから、私を見てもらったら解る。
いつかその人に解ってもらえたらいいと思う。
解らない人には言葉でどんなに説明しても解らない。」と言う。


その潔さを美しいと思う。


私も、場合によっては言葉で説明をしないが
言っても解ってもらえないだろうと思いながらも
言葉を駆使して伝えようとする時がある。


私は「私にとって収まりが良いかどうか」で行動するから
噛み合わないだろう会話でも、食い違ったままで終わるかも知れなくても
とりあえず私にとって、話すほうが収まりがいいと思う場合には話す。



Fさんは
自分の行動をどう説明するかという前に
これが本当に自分の考えだろうかと考えるタイプ。


誰かに影響されているだけではないか、
本当に自分の考えなのだろうか、と慎重に考える。


おざなりにしてしまいがちだが
これは、とても大切なことで
自分を知ることの基本のような気がする。


それぞれ違うタイプの私たち、
気功教室での会話を楽しんでいる。


「今年もありがとうございました!
良いお年を!」


少し早い挨拶をして別れた…