エスカレーター
美容院の帰り、普段行かないスーパーに入る。
エスカレーターに乗り上の階へ行った。
何?
なにか違う。
違和感がある。
ん?このエスカレーターの速度、遅い!
私の身体に馴染んだ速さではない。
いつもの地下鉄や近くの大型スーパーやデパートで
身体が自然に覚えている速さっていうのがあるのだなあ…と
改めてエスカレーターの速度について考えた。
エスカレーターの速度は建築基準法で決められているらしい。
勾配が8度〜30度未満の場合は分速45m以下、
勾配が30度〜35度以下の場合は分速30m以下。
一般的に多いのは分速30m。
この速度は、設置場所である駅やデパートなどの「運用側」が設定している。
同じエスカレーターでも、時間によって速度を変えて運用している場所もある。(可変速のシステムになっているから自由に変えられるそうだ。)
ショッピングセンターなどでは、お年寄りの多い日中、分速25〜30mぐらい、
若者の多い夜は、分速35〜40mで流すというふうに
利用者に応じて変えている所もあるようだ。
私の身体に馴染んだ速度は分速何mなのだろう…
たかがエスカレーターの速度だが違和感は相当大きいものだった。
遅いエスカレーターに乗ってみて改めて気づいたこと、
その自覚はなくても身体は記憶しているということ。
身体の記憶、
他にも
いろいろ
ありそうな気がしてきた…