red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

女神

「女神」に会うために神戸に出かけた。


そう!
神戸では「女神」に会えるのだ。


今、ハンター坂のギャラリー島田では石井一男展をやっている。
私は、今日ようやく行ってきたのだった。
(元町に出かけた時にでも、と思いながら
都合がつかず行けなかったことが続いたから、感激も一入なのだ。)


石井一男の描く女神、その気高さに圧倒される…


今年の初め、情熱大陸で紹介された奇蹟の画家、石井一男。
番組を見て神戸に行ったのは1月27日。
1月28日に「画家・石井一男」の記事をブログに書いた。
http://d.hatena.ne.jp/red-earth/20100128/1264604558


秋の個展は9月11日〜29日までなので
今日は訪れている人も少なく私を含めて3人。


ゆっくりと作品と向き合える貴重な空間があった。


女神と出会う瞬間、
心踊る瞬間、


女神たちは祈り、慈しみ、喜び…
慈愛の表情を浮かべている。
彼女たちの世界は皆、静謐に満ちている…


それは石井一男氏の世界そのものだろう…
深く静かな輝きに満ちた世界、

無垢の魂と向き合う瞬間、
知らず涙がこぼれる…


言葉では言いあらわせない石井一男の世界。


女神シリーズの他にも
一人の人物の内的世界が迫ってくる作品もあった。

それは孤独のようだけれど豊かな世界だった。


広大な世界にひとり、凛と立つ。
その姿の美しいこと。


ああ、こんなふうに世界と向き合いたいものだ!!!


私は石井一男の世界に魅入られている。

彼の描く「無垢の魂」に触れたくて私は個展会場を訪れる。
訪れ続けるだろう。


既に来年の個展の日程も決まっていた。
頭の中の予定に入れておこう。



(個展の案内ハガキ)