red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

空を眺める

空を眺め、雲を眺め、光を眺める。
吹く風を感じて街を歩く。


雲を眺めていたら10年ほど前の空を思い出した。
季節は覚えていない。

その時、空の半分は晴れていてもう半分は雨雲だった。


なんと見事に私の真上にその境界線があって
私の体の左側は晴れていて、右側には雨粒があたる。


私はちょうど真下に居たのだった。
驚いて、その雲の様子を眺めていた。
体の向きを変えて
晴れのところと雨のあたるところを確かめてみたり…


どんな確率で
こんな面白いことに遭遇するのだろう!


目に見える範囲で私の居るところは晴れていても
向こうのほうでは雨が降っている、ということはよくある。


晴れの空と雨の雲は、どこかにその境目はあるのだから
その下に居るのは珍しくないことかも知れないが、

その境界は、もっと曖昧なことが多いだろうと思う。


あんなにハッキリとした一直線の境界線と
その真下の私。


あの時の空は不思議で面白い光景なのだった。



その前後の記憶が曖昧だが
急に風が吹いて

あっという間にそんな状態になったように思う。


真上の空を二等分して晴れと雨。


思い出すたびに
空に描かれた一直線の境界が浮かんでくる…


(27日の空いろいろ)


夕陽が雲に映る。
北の空。
茜色の雲も美しい。