Andrew Weil (アンドルー・ワイル)
『地球交響曲・第七番』の登場人物のひとり。
Andrew Weil(アンドルー・ワイル医学博士)
観てきたばかりの『地球交響曲・第七番』の中で
アリゾナ州ツーソンの彼の自宅にあるストーンサークルが印象的だった。
このストーンサークルの中央の石の傍らに立つ彼の姿が印象的だった。
(映画パンフレットの表紙は、このストーンサークルで瞑想するアンドルー・ワイル…光が舞ういい写真なのだった!)
ツーソンと言えばミネラルショーを連想する私。
アンドルー・ワイル博士のストーンサークルも
近くから拾ってきた石に混ざって水晶が配置してある。
この中を歩くだけで瞑想状態にもなるだろうし、
自発的治癒力も活性化するだろうと思った。
なんと心地良さそうな石の配置だろう!!!
現在、アリゾナ大学統合医学プログラム理事の肩書きを持つ彼。
『癒す心、治る力』(原題'Spontaneous Healing')の本はベストセラーになった。
統合医療、代替療法、ホリスティック医療の古典ともいうべきこの本を
私も出た頃に読んだ覚えがある。
彼がハーバード大学で学んだ頃
心と体の関係を教えてくれる先生はいなかったそうだ。
人に元々備わっている治す力、
自発的治癒力の活性化が病気を治す。
最終的に病気を治すのは薬そのものではない。
薬は、自発的治癒力が活性化するのを助けるもの。
こう語る彼は続けて言う…
***
すべての存在は生きている。
私を生かしている生命エネルギーを、岩や山も持っている。
だから地球そのものが大きな生命体であるという考え方は有効だと思う。
私達の日々の営みのすべては
意識する、しないに関わらず、地球環境に大きな影響を与えている。
私達一人ひとりがほんの少し生き方を変えるだけで
その影響は必ず地球環境に現れ、他人の考え方にも影響を与える。
私達一人ひとりが
自分の場、自分のやり方で一歩踏み出すことによってのみ
地球規模の変革が起こるのだと思う。
***
私たちにとってアンドルー・ワイル博士のこの考え方は
未来への指針となるだろう。
『地球交響曲・第七番』
第七番のテーマは「全ての生命が潔く健やかに生き続けるために」
(この「潔く」というところに監督、龍村仁の美学を感じる。)
美しい映像は目に焼きついて心に残り
語られることばの一つ一つは身体に刻まれる。
人はなぜ治るのか―現代医学と代替医学にみる治癒と健康のメカニズム
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