お昼下がりに時々出かけるのが近くのお寺の枯山水の庭園。
大きなお寺の塔頭なのだが
非公開と勘違いをするのか観光客はほとんどいない。
拝観寺院ではないけれど参拝は自由で
素晴らしい庭を拝見できるのだ。
今日も
その庭を眺めてきた。
白砂が広がる枯山水庭園で、誰が作庭したのかは不明らしい。
禅宗のお寺で発達した枯山水様式の庭。
白砂、庭石、苔…
その簡素さの中の豊かさをゆっくり眺めるひととき。
人の気配のない「贅沢な静けさ」も
ここにはあって…
今日の午後も私と連れの二人だけだった。
静かで豊かな時を過ごせることに感謝しながら庭を眺めた。