red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

『ジュリー&ジュリア』

見逃していた映画『ジュリー&ジュリア』(Julie & Julia )の
DVDが出たのでやっと観た。
DVDになるのが最近はとても早くて嬉しい。


主演のメリル・ストリープ(Meryl Streep)が好きで
彼女の映画はほとんど観ている。

(初めて観た彼女は『クレイマー、クレイマー』 Kramer vs. Kramer、1979)


ジュリー&ジュリア』 でメリル・ストリープが演じるのは実在の人物、ジュリア・チャイルド。


知らなかったが
ジュリア・チャイルドはフランス料理をアメリカに紹介した料理研究家で

1960年代に、米国初のフランス料理本『Mastering the Art of French Cooking』を出している。



そしてその料理本の中の料理を再現してブログにアップしていったのが
これまた実在の人物、ジュリー・パウエル。


彼女のブログは評判になり、最終的には

"Julie and Julia:365Days,524Recipes,1 Tiny Apartment Kitchen"
『ジュリーとジュリア:365日間、524のレシピ、1つの小さなキッチン』という本になる。



二人の女性が料理本を介して時代を超えて交流する物語。


ジュリアが2004年に亡くなったから実際に二人は会うことはなかった。



メリル・ストリープが素晴らしくて
彼女には惹きつけられるが
出てくる料理が
そんなに美味しそうに見えないのは何故だろう…


劇的な場面はなく
時代の違う二人の物語が淡々と進行する。


多分、ジュリア・チャイルド自身が
アメリカ人にとっては大きな存在なのだろう。
その伝説的な人物を描くことが、この映画の主旨であるかのようだ。



料理を再現してブログに書き続けるジュリーは
実際にはジュリアに会うことはなかったが
その料理本を通じて毎日交流していた。


ジュリーはジュリアに救われたのだ。


オフィシャルサイトの表現によれば
「50年の時を越え、2つの人生がキッチンで出遭った。」



こんな触れあいも素敵だな、と思う映画だった♪



それにしても
メリル・ストリープの演技はファンの贔屓目ではなく素晴らしい!!!


ジュリー&ジュリア、オフィシャルサイト)
http://www.julie-julia.jp/



いつだってボナペティ!-料理家ジュリア・チャイルド自伝

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ジュリー&ジュリア (イソラ文庫)

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