清明
清々しく、気持ちも明るくなる季節の訪れを意味していて
「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と暦便覧には記されている。
万物が清々しくて明るくて美しい頃♪
今の季節を表わす美しいことば「清明」
「清明」の5日、
ニュースでは桜の映像と清明の今日…とか
清明の日の桜は…とか
清明という美しいことばを何度も発していた。
「せいめい」という音が美しい。
心地良い響きだ。
この半月ほど、
時間を感じる心と体の感覚が微妙にずれているようで
バランスがとれていないと感じていた。
毎日、観察をしているのだが
初めの頃よりは慣れてしまったのか
妙な落ち着かない感覚は減ってきている。
観察してみると心が感じる時間は確かに短い。
一日を12時間ほどの感じで過ごしている。
体のリズムではお通じなどの生理現象の時間が変化している。
体が心に追いつこうとしている風だ。
ただ単に時間が早く過ぎている、というわけでもなさそうで
臨界点に向かっているような気がすることがある。
時間の感じ方がどこかの点を越えたら、
まったく違う時間軸になっている、とでもいうような…
季節の移り変わりを感じる心と体。
とりまく世界までも心の感じ方で変わっていく…
清明の頃も猛スピードで過ぎていく…
観察は続く。