red-earth's blog

(2017.6.25)red-earth’s diary から移行しました。女性ヴォーカル好き、写真好き…

画家・石井一男

石井一男の個展に行ってきた。
急に思いたった。


石井一男
情熱大陸」でも紹介された奇蹟の画家。

http://www.mbs.jp/jounetsu/2010/01_17.shtml


日頃、テレビで観るのは
海外ドラマシリーズか映画がほとんどの私。


先日、
情熱大陸」を見ようとする家人に付き合って
何気なくみた先に
彼がいた。


息をとめて
時間も止まったかと思われた。

番組が終わってからも
しばらく固まっていた!!!



彼の描く「女神」の表情に惹きつけられる。
彼の生き方そのものが

素晴らしい芸術であるようだ。


余計なものが一切ない
その暮らしぶりは

気高く静かで
真の豊かさに満ちていて
流れる時さえも
違った時を刻んでいて

その佇まいは感動的だ。


静謐な魂の輝きは
こういう風なのだろう…と思わせる。



作品にも
彼自身にも

強く惹かれた。


ちょうど
神戸で個展の最中だった。


何故か
今日、急に行きたくなった。


ギャラリーに入ると
なんと
石井一男氏本人が来られていた!


きくところによると
通常、個展初日は来られるらしいが
今日はたまたま偶然…


たくさん話して

ツーショットの写真まで撮って
握手もして

画集にサインしてもらって

よく行く喫茶店の地図までもらって…


なんと!
なんと!
思いもしなかった出会いだった!!!


その彼の作品は
「女神」シリーズのほかにも山や花や鳥やいろいろある。


私は
一枚の「女神」から目が離せなかった。
彼女は
慈愛の女神。
祈りの女神。
知らず知らず涙ぐんでいた。


善きものに触れた至福の瞬間だった。


個展の期間も終わりに近いので
ほぼ全作品が売約済み。


彼の
凛として気高く美しい魂に触れる人は幸せだ。


家に帰ってきてからも
絵を思い浮かべると
不思議な感覚に包まれる。

女神の眼差しを感じる。


飄々と
独自の輝きを放つ
石井一男氏の人柄も

温かな心持ちにさせてくれる…


ギャラリーを出て
帰ろうとする私と同時に
どこかへ
出て行かれる後ろ姿を撮らせていただいた。


奇蹟の画家

奇蹟の画家